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建築家吉田鉄郎物語06

「日本における近代建築の原点 ― 吉田鉄郎の作品を通して ―」と題されたシンポジウムが6月30日の18時から建築会館大ホールで開かれた(関連記事)。ほぼ満員の会場で、会は予定の20時を15分過ぎて終了した。
後半のパネルディスカッションも興味深いものだったが、前半に上映された、吉田鉄郎を追った特集番組が何しろ良かった。富山テレビの制作で、富山では5月19日に放映されたらしい。
他地域の方がこれを見られないのは、とても残念なことだ。約50分間の上映が終わって、建築という存在の面白さを教えられたような気がした。
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馬場烏山別邸の階段

6月30日(月)の18時から、東京・田町の建築会館ホールで、建築家・吉田鉄郎の特集番組(富山テレビ)の上映会&シンポジウムが開かれる。
吉田鉄郎は1894年に富山県砺波郡福野町(現・南砺市)の郵便局長の家に生まれ、1919年に東京帝国大学建築学科を卒業後して逓信省経理局営繕課に勤務。検見川送信所(1926)、別府市公会堂(1928)、東京中央郵便局(1931)、馬場烏山別邸(1937)、大阪中央郵便局(1939)を設計するなど、戦前のモダニズム建築を牽引した建築家だ。
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※2008.7.2追記 検見川送信所や東京・大阪中央郵便局などについて語った講演をwebで読めるようにしていただきました
http://kemigawaradio.web.fc2.com/cont/archive/kurakata0101.html

検見川送信所04

建築家・吉田鉄郎の設計で1931年に東京駅前に竣工した東京中央郵便局。その存続を願う「東京中央郵便局を重要文化財にする会」は、4月8日付けで日本郵政株式会社社長西川善文氏と総務大臣増田寛也氏宛てに東京中央郵便局を重要文化財に指定して欲しい旨の要望書を送付した。
奇しくも同時期、吉田鉄郎が手がけた千葉県千葉市の検見川送信所についても、文化財指定をテコとした保存への動きが高まっている。
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※2008.4.9追記 「東京中央郵便局を重要文化財にする会」のホームページが公開されました

東京中央郵便局

本blog中の「東京中央郵便局」関連記事一覧
http://kntkyk.blog24.fc2.com/blog-category-25.html

辰野金吾の設計による東京駅(1914年竣工)は、竣工当時の姿への復元工事が始まり、正面は歴史的な解説が記された仮囲いで覆われている。その横で、吉田鉄郎が手がけた東京中央郵便局(1931年竣工)が、いよいよ存続か否かの正念場を迎えている。

すでに新聞などで取り上げられているように、3月25日午後6時から永田町の憲政記念館会議室で「東京中央郵便局を重要文化財にする会」が発足した。
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