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20世紀を代表する建築家、ミース・ファン・デル・ローエの代表作の一つ。1929年にバルセロナ万博のドイツ館として建てられた。閉幕した1930年に解体されたが、1986年に同じ場所に再建。今や世界の建築関係者の巡礼地である。
訪れると、とにかく格好いい。そんな感想は今回、撮影した写真を整理していっそう高まった。抽象絵画のように、むやみに画面の構成を整えたくなる欲望に駆られる。機能やコストなど、どうでもいいと思えるほどの存在感。幾多のデザイナーが、こんなミースにやられてきたに違いない。
すべての構成は、その裏に抽象的な意図を感じさせる。目の前にあるのは、まるで理念そのもののようだ。同時に、これほど物質が現れた建築もない。大理石にしても、ガラスや水にしても、何かの機能やイメージのために奉仕しているのではなく、素材そのものが露になったように見える。抽象と具象が「そのもの性」において重なり合い、目に映るものが両極の間を高速で振動する。そんな時、くらくらした頭は告げるのだろう。これは「とにかく格好いい」のだと。

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