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建築雑誌1月号表紙

五十嵐委員会の『建築雑誌』第1号が発行された。
ここでいう建築雑誌は、一般名詞ではなくて、日本建築学会が月一回、発行する『建築雑誌』という名の機関誌である。
入会すると、もれなく付いてくる。
要らないので会費を安くしてくれと言っても、通らない。
だから、月刊3万5000部の大メディアである。
これを上回るのは「Casa BRUTUS」か「日経アーキテクチュア」か、といったところだ。
そんな「建築雑誌は必要か?」というのが、初回の第一特集。
確か初回の編集委員会の後の飲みの席で、編集長の五十嵐太郎さんが発案したテーマである。
今回の編集委員会は毎回飲む。その席が大事な会議だったりする。前回(1月22日)の編集会議の後も、朝まで「打ち合わせ」ていた。
一番忙しい五十嵐太郎さんが、一番付き合いがいいとは一体どういうことなのか? あれだけの仕事がどうしてできるのか、建築界の謎。

もう一つの注目点は、編集委員会幹事(顧問)の細野透さんの個性だ。
「日経アーキテクチュア」の編集長を務めた手腕で、読まれる雑誌への転換をリードしている。
数えてみたら、1月号は何と4回も登場している。(1)第一特集の「編集委員会の指針」、(2)連載「学会発」、(3)編集委員会の第二特集「建築学会作品賞を問う」のルポ、(3)同特集解説、の4回。
中村達太郎か!というほどの活躍ぶりである ― 中村達太郎とは、黎明期(明治20年代)の「建築雑誌」で、変名でさまざまな文章(時にはほとんどの記事)を書いた建築学者。
これほどの登場回数は、最近では無かったのではないか。
かっこいい表紙は、デザイナーの松田行正さんの仕事。図柄の種明かしは、本誌48ページをご覧ください。

「建築雑誌」は機関誌なので、基本的に書店売りはしていないのだが、今年から、神田の有名建築書店・南洋堂でも取り扱ってもらえることになった。
店頭で手に取って、気に入ったらお買い求めいただきたい。
たぶん賛否は両論だろう。私は編集委員会の幹事の一人なので、すべてを受け取る立場にはないが、聞く立場ではあると思う。
より良い雑誌にすべく、読者アンケートにもご協力いただければ幸い。
2月10日頃発行の次号は私が担当した「モダニズム建築の保存」の特集です。

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