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Mac OS X Leopard01

きのう注文した「Mac OS X Leopard」は今朝の9時半に宅配されて、これならリアルのapple storeに行く必要はない。

封を切ると、四角い星空に紫色の銀河が現れた。ホログラムのようなパッケージの真ん中には、高らかに「X」の文字。なんか、Xbox、みたいだ。iPodのスマート&クールがmacの本質だと勝手な親近感を抱いていると、「あぁ、彼もアメリカ人だったのね・・・」と冷水を浴びせてくれる。

けれど、インストールしてみると、大満足。
何よりも作業時間の短縮になるのは、アプリケーションを起動せずに大抵の書類の中身を見られるようになったこと。iTuneのジャケット表示のように中身をブラウズできるし(Cover Flow)、単数または複数のファイルを指定してアップルキー+Yを押せば、内容がすぐに拡大表示される(クイックルック)。WordやExcel書類の中身は、これまでは開くまでブラックボックスのようだった。それが可視化され、見通しが効くようになった。これは気分がいい。
特に、jpegファイルが格段に扱いやすくなったのが良かった。仕事柄、数百枚のデジカメ写真が入ったフォルダを行き来して、講義で使う画像を選び取ることが多いのだが、アプリケーションの助けを借りずにアルバムをめくるように目当ての画像まで行き着ける。iPhotoを使いたくないので、AdobeのBridgeに頼っていたのだが、これからの出番は減りそうだ。

もう一つの優れた道具は「Spaces」だ。仮想のデスクトップが、現在見ている画面の上下左右に付け加わる。直感的な操作でその間を行き来できる。言うなれば、これまで小学生以来の勉強机をあてがわれた人が、畳一畳のミーティングデスクを与えられるようなもの。創造的なデスクワークはまず広い机から、というのはあらゆる仕事術の本が教えるところだが、日本の住環境では非現実的。それを場所をとらない「画面」で解決できるのだから、スマートである。

これがあったらつまらない仕事の気分が少しは紛れるでしょと、机の上に目を引く時計やら敷物やらのガジェット(でも、そのうち使わなくなってしまう)を並び立てるのではなく、「デスクトップ」そのものを改善しているところに、今回のMac OS X Leopardの大きな意味がある。
ヴァーチャルな画面なのだから、リアルの良いところを増し、悪いところを減少させることをできるはず。それがスタックや「Time Machine」といった今回の新機能に一貫していて、正当なmacの発展だと感じた。
買いである。ただ、慣れてしまうと元の机には戻れなさそうなので、自宅の他にmac環境がある人は、両方アップグレードできるまで手を出さないほうが良いかもしれない。

と、書いてから、まだ試していないなと思って、「Time Machine」のアイコンを押したら、ズズーンと重厚な機械音が聞こえてきそうな、なんとも大仰な画面動作が始まった。ファーストユーザスイッチ以上にギミックだ。子供じみている。
そして、「机」の裏側に、「永遠」へと続くタイムマシーンが現れる。

Mac OS X Leopard02

ドラえもん?
いや、右のバーで過去の好きな時間に飛べる(その時点のフォルダ内容に戻れる)という、まさにSFの画面で思い出したのは、昔に読んだアイザック・アシモフのタイムトラベル小説である。あまりにアメリカ的な、最良に近くアメリカなアシモフの『永遠の終わり』。そのラストシーンが漆黒の星空に重なった。
すべてが可視化され、操作できることは人を幸せにするのだろうか?
なんて、気分は大仰な小学生である。
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