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丸2日間で何ができるだろうか?
建築見学がしたくなって、できるだけ遠くに行ってみることにした。
しかも、車で。

選んだのは島根県南部と山口県。
九州は飛行機で飛ぶ。中国地方は電車・バスで行ける。
その間にあって、この辺りはまだ訪れたことが無かった。

ドライブ風景

真っ先に思い浮かんだのが、島根県益田市の島根県芸術文化センター「グラントワ」だった。
設計者の内藤廣さんに2004年の「吉阪隆正展―頭と手」の準備でたびたびお会いしていた頃、施工の真っ最中で、現場の写真を見せて説明していただいた。日本瓦を用いた外壁に大いに興味をそそられたのだが、2005年に完成した後、まだ見ていなかった。

日本海側となると、少し西側には菊竹清訓さんの萩市民会館(1968)・萩市庁舎(1974)がある。
前者は、島根県の一連の公共建築や都城市民会館(1966)と共通性の高いアヴァンギャルドなキクタケ作品。
後者は、それに対して温厚な作風の初まりのように作品集では見えるから、実際にはどうなのか確かめる価値あり。内藤廣さんが菊竹清訓建築設計事務所に在籍していた(1979~81)というのも、続き方として悪くない。

次は磯崎新さんの秋吉台国際芸術村(1998)だろうか。
以前、『GA JAPAN』か何かで、ずいぶん褒められていた。
でも、写真だとピンと来なかった。それで気になっていた物件だ。
竣工年は異なるけれど、菊竹清訓さんと磯崎新さんは同世代であるし。
インターネットで調べてみると、秋吉台国際芸術村には「施設見学」という目的だけでも泊まれるらしい。
宿泊地、これで決定だ。

せっかくだから、行きと帰りと違うルートにしたい。
村野藤吾の渡辺翁記念会館(宇部市民館、1937)を見たことが無いというのは、
建築史家なら「今さら言えない」ことの一つだろうから、これを解消するとしよう。
山陽側に抜けて帰京する方針が決まる。

計算してみると、全行程が約2000km。
出発は日曜の深夜になる。専門学校の打ち合わせがあるので、水曜の9時半には東京にいなくてはならない。
フランスでル・コルビュジエ巡りをした時は、5日で2500kmというのをやったが、今回は1日あたり1000km。しかも、交代要員なし。フランスの高速道路のように時速150kmで流れていることもない(法的な制限速度は130km)。

果たして可能なのか?
別に、成功したところで、断念したところで変わりはない。
どちらに転んでもいい気楽さこそが、「余暇」の最大の幸せなのだろう。
では、出発!
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