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(5月31日からの続き)

というわけで、建築家の齋藤祐子さん
早稲田大学芸術学校OBの小林滋さん・田中茂さんをはじめ 
「吉阪隆正展2004―頭と手」の有志と共に
サポートネットワークの立ち上げを進めています。

具体的な話は、まだ詰めていませんが、
だからこそ、まず見てみよう、集まってみようということになりました。
日時は、6月10日(土)・11日(日)です。
GSデザイン会議の集まりと同じ日にして、
建築家の内藤廣さんの講演も聴講できるようにしました。

メンテナンスのサポートは、以前に行なっていたものの復活です。
私も参加して、遊歩道の杭を打ったりしましたが、
人数がいると、みるみる作業が進みます。
汗を流して、自分の成果がかたちになるのは楽しいものです。
はげたところを塗ったり、直したりすると、気づくことも多いし、愛着もわく。
そんな「道具」の延長のように、そろそろ建築も考えられないものでしょうか?

吉阪スピリットで、年齢・出身・専門などいっさい関係ありません。
関心を持った皆さまが集まって、出会いの場が生まれることが楽しみです。
以下に案内を転載します。
6月3日(土)まで、お申し込みを受け付けています。
ご連絡は田中さん宛てでも、倉方宛てでも構いません。
どうぞお気軽にご参加ください。



大学セミナー・ハウス 第1回ワークキャンプ

■主旨
1965年に竣工した大学セミナー・ハウスも40年を経過し、昨年は宿泊ユニットが建て替えられ、大きく姿を変えました。
今後の大学セミナー・ハウスを考え、傷みが激しい建物のメンテナンスなどを支援する活動のひとつとして、ワークキャンプを行います。この活動に興味を持ち新たに参加する人が連携して、現セミナー・ハウスの維持・管理をサポートするとともに、各種シンポジウム・レクチャーを通じて、この建築群の設計思想に触れる機会を広げるための活動を進めていきます.そして、大学セミナー・ハウスだけではなく、多くの建築が直面している問題、建築の生き方を考えるネットワークをつくっていきたいと考えています。

■課題(案)
1. サポートネットワークの構築
  U研究室、吉阪研究室と建築関係者のネットワーク、情報伝達ルートの構築、
  対セミナーとの窓口をつくり、理事会への建築アドバイザーとしての提案
2. メンテ募金の立ち上げ(急務、重要課題)
  メンテナンスのために活用できる独立した財源の確保
  遠来荘屋根葺き替え、教師館の屋上防水、茅橋の塗装等
3. 現況での新たな利用の活動・提案
  建築関係の大学に呼びかけるなど、利用率を上げることが、何よりも施設を守る
  ことにつながります
4. 年2回のワークショップ
  建築についてのシンポジウムとメンテのワークショップ

■第1回ワークキャンプの内容
[日時]
 2006年6月10日(土)~11日(日)

[スケジュール]
10日
 10:00~ フィールドでの作業
 12:00  昼食(各自持参)
 13:00~ 建物見学
 15:00~ フィールドでの作業
 18:00  夕食
 19:30~ レクチャー&ディスカッション
         ・建築の生きる時間
         ・建築を維持することの意味
         ・今後の活動について
 20:30~ 講演:内藤廣「建築と社会」(仮題)
 21:30~ 懇親会(実費精算)
11日
 10:00~ 朝食後フィールドでの作業または打ち合わせ
 12:00  解散

[費用]
宿泊代・食事代(10日夕食、11日朝食)で
  社会人5000円~7000円程度
  学生4000円~5500円程度
 +懇親会費
(宿泊なしの場合は1000円+懇親会費)

[申し込み]
2006年6月3日(土)まで

[参加申し込み・問い合わせ先]
 田中茂 e-mail:s_tanaka@tkg.att.ne.jp
 TEL:070-5590-1701(電話へのお問合せは午後7:00以降でお願いします)

[事務局]
 atelier SITE 建築設計事務所 サイト
 〒164-0003東京都中野区東中野2-25-6パオコムパウンド701
 TEL・FAX :03-3371-2433   e-mail:site21@nifty.com
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