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2015.06.14
建築は教える国際都市としての神戸
先日の6月10日は、神戸市主催の「おとな旅・神戸」で、24名の皆さまに北野の建築をご案内。
私よりもずっと長く住まわれているマダム方に解説するというのも、不思議な気分ですが(笑)

ドイツ的なロマン主義に中国や日本を捉える視点が重なる「風見鶏の館」から、古典主義のプラグマティックな解釈であるアメリカ総領事の住まい「萌黄の館」、「旧レイン邸」でのランチの後、「ローズガーデン」で世界の安藤忠雄・雌伏時代からの個性を読み取り、「神戸ムスリムモスク」でイスラームの意匠と教義に触れる。
「日本」対「西洋」といっただけではない、世界の中での日本の位置が見えてくる。

「『異人館』ひとからげ」というイメージから、もう一歩踏み込んだら、他にない国際都市・神戸の個性が、一層はっきりし始める。建築を鑑賞することには、そんな力があるという思いが間違っていなかったと感じた、参加された皆さんの笑顔でした。

7月1日(水)には「旧居留地編」を行います。普段入れない「商船三井ビルディング」の特別なスペース、「海岸ビルヂング」のご案内、そして昼食をいただきながら、国の重要文化財である「旧神戸居留地十五番館」を体感します。
私よりもずっと長く住まわれているマダム方に解説するというのも、不思議な気分ですが(笑)


ドイツ的なロマン主義に中国や日本を捉える視点が重なる「風見鶏の館」から、古典主義のプラグマティックな解釈であるアメリカ総領事の住まい「萌黄の館」、「旧レイン邸」でのランチの後、「ローズガーデン」で世界の安藤忠雄・雌伏時代からの個性を読み取り、「神戸ムスリムモスク」でイスラームの意匠と教義に触れる。
「日本」対「西洋」といっただけではない、世界の中での日本の位置が見えてくる。


「『異人館』ひとからげ」というイメージから、もう一歩踏み込んだら、他にない国際都市・神戸の個性が、一層はっきりし始める。建築を鑑賞することには、そんな力があるという思いが間違っていなかったと感じた、参加された皆さんの笑顔でした。


7月1日(水)には「旧居留地編」を行います。普段入れない「商船三井ビルディング」の特別なスペース、「海岸ビルヂング」のご案内、そして昼食をいただきながら、国の重要文化財である「旧神戸居留地十五番館」を体感します。
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