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いやいや、twitterを始めてしまうと、以前はweb siteに比べて、あれほど低いと思っていたblogのハードルが高く感じられてしまうから不思議。
そろりそろりと、最近関わった書籍や雑誌、それにいただいた書籍の紹介を、twitter記事の編集でアップしよう。

『建築緑化入門』(日経BP社)が届く。この中では「屋上庭園・屋上緑化の100年史」という6000字くらいの文章を書いている。
以前の『手すり大全』(日経BP社)と同じく、担当者にそそのかされて初めて、史的に考察するに至ったテーマ。結果、なかなか面白いことが分かったのだから、編集者の力にはいつもながら驚き、感謝する。
書籍全体には事例が多く、コラム「心に残る屋上緑化」もあって、読み物としても面白い。



「pen」最新号(11/15)の特集は、「完全保存版 未来に残したい50の傑作 世界デザイン遺産。」
50のうちの1つ、村野藤吾の「日生劇場」について建築史家としてコメントした。
特集は、単に「今これがカッコイイ」というのではなく、静かな継続、肩肘張らない社会性に重きを置いている。その姿勢に共感するのだ。
取材では『建築雑誌』2009年6月号の特集「インテリアを語る」にご寄稿いただいた新川博己さんに、初めてお会いした。

pen20091115

鹿島出版会から新刊本『都市のあこがれ 東京大学槇研究室のその後とこれから』を献本いただいた。
収録されているのは池田靖史さん、本江正茂さん、岡部明子さんら、多彩な槇研出身者の30余のエッセイ。
都市に対する現在の取組みと各自の見解によって、時代の中の「槇研究室」という星雲が浮かび上がる。

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