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2009.05.09
篠田正浩監督が語る「前川國男の1959年」

この間、黒四ダムを初めて見て、これがある時期までの建築家の憧憬の対象だったのだなあと実感した。自然に人工で強く、永久に人間に守ってくれそう。しかも、頭脳の汗と肉体の汗と、両方を同時に感じさせてしまう。
一時期、流行った折板構造の中でも最も「ダム的」といえるのが、「世田谷区民会館+区役所庁舎」。土木技師の息子が設計したこの公共建築で、いま建て替えの検討が進んでいる。
5月16日(土)の13時半から「半世紀を迎えた世田谷区民会館+区役所庁舎」と題したシンポジウムが、国士舘大学多目的ホールで開かれる。パネリストは、映画監督の篠田正浩さん、建築史家の藤岡洋保さん、建築家の野沢正光さん等。
以下のページに詳細が載っている。過去2回のシンポジウムの記録も読める。
社団法人 日本建築家協会(JIA)世田谷地域会
http://www.jia-setagaya.com/
「世田谷区民会館+区役所庁舎」については、前にこんな記事を書いた。
今度は前川國男の世田谷区民会館が…(2008.07.30) - 建築浴のおすすめ
http://kntkyk.blog24.fc2.com/blog-entry-137.html
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