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下関市体育館01

春。改変期の春。「ドコノモン100選」も装いも新たに、日経BP社の運営する建築・土木・不動産の総合サイト「ケンプラッツ」の記事として再スタートした。
3月23日の記事で触れたように、2008年1月から2009年3月までの「ドコノモン100選」は、雑誌「日経アーキテクチュア」に月1回掲載され、ケンプラッツでは本文記事とそこに載せきれなかった写真を見ることができた。
今回からケンプラッツ上の月2回の連載に変わった。ケンプラッツのサイトは、《総合》-《建築・住宅》-《日経アーキテクチュア》という階層になっているのだが、その《日経アーキテクチュア》の本誌連動記事から《建築・住宅》中のコラムに移ったわけだ(と思う・・・サイトの構成を全面的には把握していないので)。

屋根で勝負した構造家の単独作:下関市体育館 - 倉方俊輔の「ドコノモン100選」
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/column/20090330/531589/

リニューアル第1回(通算第16回)は、派手なもので行こう。というわけで、山口県下関市にある「下関市体育館」(1963年)を採り上げた。構造家・坪井善勝が建築家の手を離れて設計した2作のうちの1つである。通好みの物件としては、もう1つの「弓張岳展望台」(1965年)のほうが有名かもしれない。こちら「下関市体育館」は舞台装置などで今泉善一が協力しているが、空間を内包した建物。しかも他に無いような形態だ。

下関市体育館03

私見ではこの頃は「名体育館の季節」である。なぜかというと、戦後の復興と国体の巡回が重なり、そこに建築界のいわゆる構造表現主義が同期したからで、例えば「岩手県営体育館」(1967年)や「秋田県立体育館」(1968年)など、今ではマイナーな扱いだが、改めて見直すと、それぞれに違っていて味わい深い。
丹下健三の「国立代々木競技場」(1964年)は、そのピークでもあるのだ。もちろん、これは構造家・坪井善勝の代表的な仕事。
今回の記事では、たまたま別の用事で建築会館に行った時に、日本建築学会の斎藤公男会長がいらして、急にインタビューできたのも良かった。記事に引用した以外では「その頃の坪井先生は国立屋内総合競技場のほうで忙しくて、原案や模型などはだいぶ僕らがつくった」とおっしゃっていた。

下関市体育館02

今回のリニューアルで文字制限がゆるくなったので、分かった内容を落とさずに済むようになった。写真も大版のものを、今回は32枚掲載している。不安があるとしたら、2週間に1度という原稿を、いまだかつて経験したことがないということくらいか…。

倉方俊輔の「ドコノモン100選」 - ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/column/20090317/531239/

*「建築浴MAP」(googleマップ)で所在地を見る
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