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2009.02.26
「トウキョウ建築コレクション2009」プロジェクト展審査会

3月3日から8日にかけて代官山ヒルサイドテラスで開催される「トウキョウ建築コレクション2009」(以前の関連記事)。
3月3日の「プロジェクト展」にコメンテーターとして参加することになり、その審査会が開かれた。

審査をご一緒したのは、『畑がついてるエコアパートをつくろう』
12点の枠に、近くは東京、遠くはアメリカの大学の研究室から全15点の応募があった。目を通すとどれも力作なので、審議の結果、それぞれの持ち時間を調整することで、1日5点の発表数に変更する。発表の後、約1時間のディスカッション時間を設けるのは原案の通り。
別々の場で試みられた5つのプロジェクトが刺激し合って、それぞれのプロジェクトの「その先」が見えてくるようになるといいね、と。
「プロジェクト展」は3月3日・4日・5日のそれぞれ18時から、ヒルサイドテラスH棟「スタジオヒルサイド」にて。腰を据えて言葉が交わせる会場構成を考えているようなので、今の建築系大学院生が何を考えているのか、興味をお持ちの皆さま、ぜひ現場に立ち会ってください。

同時開催の「全国修士設計展」と「全国修士論文展」も昨年を上回る応募数とのこと。
6日の13~19時は「論文」の公開討論会。コメンテーターは今村創平さん、小野田泰明さん、金田充弘さん、高木洋人さん、渡邉研司さん。
7日の10時半~19時が「設計」の公開審査会で、審査員は古谷誠章さん、乾久美子さん、木村博昭さん、内藤廣、西沢大良さん。
8日の14時~16時は「東京を語る」。今回の講演者は二川幸夫さんだ。

二川幸夫さんと言えば、出世作『日本の民家』の文章を基にした、伊藤ていじさんの『民家は生きていた』を特集した「INAX REPORT」177号のPDF版がウェブサイトにアップされている。
前に書いた通り、16~17ページの「序論」を書かせていただいた。
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