| Home |
2005.11.09
卒業設計のぞき見本
『卒業設計で考えたこと。そしていま』が、彰国社から届く。
編者の五十嵐太郎さんに声をかけてもらい、建築家のインタビューに協力した。
『ル・コルビュジエのインド』から、建築文化シナジーとのご縁が続く。
中身は、初めに五十嵐さんの序文、
おしまいに五十嵐さんと本江正茂さんの対談があり、
あとは建築家10人へのインタビュー。
自身の卒業設計(修士設計・卒業論文の場合もある)の内容と考えていたこと、
その後にどうつながっているかを考察しつつ、学生にメッセージを投げかける。
五十嵐さんが、青木淳さん、阿部仁史さん、塚本由晴さん、山本理顕さん。
磯達雄さんが、佐藤光彦さん、西沢立衛さん、藤森照信さんを担当。
僕は、乾久美子さん、藤本壮介さん、古谷誠章さんにお話をうかがった。
同世代の藤本さん、乾さんとは初対面。
藤本さんの憎めないやんちゃさと、乾さんの女性らしい格好よさには、やられた。
古谷先生の真摯な「教育者」としての姿勢にも改めて感銘
― 「さん」で敬称を統一しようとしても、つい「先生」と付けてしまう。
企画のタイミングが功を奏し、配本4日目で重版が決まったという。
卒業設計に取り組む学生が勇気づけられたり、ヒントをもらったりというだけでなく、
立場に応じて、さまざまに読み解けそうだ。
自分としては、半-過去の自分を語ることを通じて、
それぞれの建築へのスタンスが浮き彫りになるのが面白かった。
考えてみたら、インタビュー仕事はこれが初めて。
でも、意外なほどに違和感がなかった。
吉阪隆正展のとき、短期間で20名にインタビューしたからだろう。
去年の今ごろは大変だったけれど、地力を付けていただいたことに、
ひたひたと感謝する毎日。
編者の五十嵐太郎さんに声をかけてもらい、建築家のインタビューに協力した。
『ル・コルビュジエのインド』から、建築文化シナジーとのご縁が続く。
中身は、初めに五十嵐さんの序文、
おしまいに五十嵐さんと本江正茂さんの対談があり、
あとは建築家10人へのインタビュー。
自身の卒業設計(修士設計・卒業論文の場合もある)の内容と考えていたこと、
その後にどうつながっているかを考察しつつ、学生にメッセージを投げかける。
五十嵐さんが、青木淳さん、阿部仁史さん、塚本由晴さん、山本理顕さん。
磯達雄さんが、佐藤光彦さん、西沢立衛さん、藤森照信さんを担当。
僕は、乾久美子さん、藤本壮介さん、古谷誠章さんにお話をうかがった。
同世代の藤本さん、乾さんとは初対面。
藤本さんの憎めないやんちゃさと、乾さんの女性らしい格好よさには、やられた。
古谷先生の真摯な「教育者」としての姿勢にも改めて感銘
― 「さん」で敬称を統一しようとしても、つい「先生」と付けてしまう。
企画のタイミングが功を奏し、配本4日目で重版が決まったという。
卒業設計に取り組む学生が勇気づけられたり、ヒントをもらったりというだけでなく、
立場に応じて、さまざまに読み解けそうだ。
自分としては、半-過去の自分を語ることを通じて、
それぞれの建築へのスタンスが浮き彫りになるのが面白かった。
考えてみたら、インタビュー仕事はこれが初めて。
でも、意外なほどに違和感がなかった。
吉阪隆正展のとき、短期間で20名にインタビューしたからだろう。
去年の今ごろは大変だったけれど、地力を付けていただいたことに、
ひたひたと感謝する毎日。
kami
こんにちは。
このたびは、ホントにありがとうございました!
こんなに早く重版になるとは、彰国社史上初めてでは(未確認)??
この波に乗っていこう!と、編集部のみな鼻息荒いです。
これからもお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
このブログにも、また遊びに来ますね。では。
このたびは、ホントにありがとうございました!
こんなに早く重版になるとは、彰国社史上初めてでは(未確認)??
この波に乗っていこう!と、編集部のみな鼻息荒いです。
これからもお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
このブログにも、また遊びに来ますね。では。
2005/11/09 Wed 14:17 URL [ Edit ]
くらかた
あ、書き込み、ありがとうございます。
この間はインド、今度は現代建築家と、
いろいろなテーマに連れて行っていただき、こちらこそ、感謝です。
「良い本だから売れなくてもいい」でも、「売れる本だから良い本」でもなく、
「建築出版社」に期待するところ大なのであります、一読者としても。
また編集の息抜きに、ブログにお立ちよりください。
この間はインド、今度は現代建築家と、
いろいろなテーマに連れて行っていただき、こちらこそ、感謝です。
「良い本だから売れなくてもいい」でも、「売れる本だから良い本」でもなく、
「建築出版社」に期待するところ大なのであります、一読者としても。
また編集の息抜きに、ブログにお立ちよりください。
さっそく映画「3丁目の夕日」を見て来ました。封切りして3日目でしたが、平日の為空いてました。
昭和30年代に生まれた者にとっては、まさに自分の子供時代の風景で、撮影の小物にもずいぶん凝っていました。新聞は当時のモノを作る為、輪転機で刷りなおしたとか、セットの店の中まで見えない所もきちんと作ったそうです。しかし、街の全景のディオラマには、鉄道模型・Nゲージの建物がいろいろ使われていますが、ちょっと?
現代の建築のマンションなどを、そのまま使っており、屋上の貯水槽やクーラーは、FRP製のクリーム色のが載っているのです。これはいかん!建築を知らな過ぎる (-_-メ) 、若けーのが作るとこんなこった、倉方先生に建築史を学べ! 見えない所にまで気を使うなら、見える所にはもっと気を使え。と言いたくもなりますが、そんな突っ込みをせず見れば、ほのぼのとした日本の良き時代の映画なのでした。おしまい…
昭和30年代に生まれた者にとっては、まさに自分の子供時代の風景で、撮影の小物にもずいぶん凝っていました。新聞は当時のモノを作る為、輪転機で刷りなおしたとか、セットの店の中まで見えない所もきちんと作ったそうです。しかし、街の全景のディオラマには、鉄道模型・Nゲージの建物がいろいろ使われていますが、ちょっと?
現代の建築のマンションなどを、そのまま使っており、屋上の貯水槽やクーラーは、FRP製のクリーム色のが載っているのです。これはいかん!建築を知らな過ぎる (-_-メ) 、若けーのが作るとこんなこった、倉方先生に建築史を学べ! 見えない所にまで気を使うなら、見える所にはもっと気を使え。と言いたくもなりますが、そんな突っ込みをせず見れば、ほのぼのとした日本の良き時代の映画なのでした。おしまい…
2005/11/13 Sun 07:36 URL [ Edit ]
| Home |