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μ1030SW工一郎 ©OLYMPUS

原稿の参考資料で、半年ほど前の建築雑誌を裏返しで置いておいたところ、
裏表紙にこんな広告があったのに気づいた。
「工事写真の新基準 工一郎 [μ1030SW工一郎]」
少し欲しくなった。

厳しい条件下の土木・建築現場で工事写真を撮影する道具。
それが工事用デジタルカメラだ。
抱いていたイメージは、かつてのコンパクトカメラをプラスティックで覆ったような
いかにもアウトドアな形状だが、これは携帯性に重きを置いている。
だから、広告の写真も、胸ポケットから裸の指で(軍手ではなく)
カメラを取り出す作業着姿のアップなのだろう。
ホームページを検索してみた。
2m耐衝撃や10m防水は一般向けの「μ1030SW」と同様だが、
「工事用シーンモード」(例えば、粉塵が舞う現場でフラッシュを焚くと、
雪のように反射して使い物にならないので、それを防止したり)
「オリジナル画像判定」(写真データの電子納品に対応して、撮影画像の
編集・加工がないことを専用のwebサイトで判定できる)
など、玄人仕様の装備が追加されている。

ネーミングも独特のテイストになるのが面白い。
「工一郎」、「蔵衛門御用達」。
「オリジナル画像判定」は「ガソハン」である。
「テキハン」(構造計算適合性判定機関)みたいな。

同様のシーンでも活用イメージが違う、みごとに。
「μ1030SW」のトップページ
「μ1030SW工一郎」のトップページ

「μ1030SW」の実写サンプル
「μ1030SW工一郎」の実写サンプル

廃墟・土木マニアあるいは人生即「ゲンバ・アット・ハート」な方におすすめ。
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