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馬場烏山別邸の階段

6月30日(月)の18時から、東京・田町の建築会館ホールで、建築家・吉田鉄郎の特集番組(富山テレビ)の上映会&シンポジウムが開かれる。
吉田鉄郎は1894年に富山県砺波郡福野町(現・南砺市)の郵便局長の家に生まれ、1919年に東京帝国大学建築学科を卒業後して逓信省経理局営繕課に勤務。検見川送信所(1926)、別府市公会堂(1928)、東京中央郵便局(1931)、馬場烏山別邸(1937)、大阪中央郵便局(1939)を設計するなど、戦前のモダニズム建築を牽引した建築家だ。
吉田鉄郎の生まれ故郷・富山県の富山テレビが、吉田について熱心に取材している。そんなことを、東京中央郵便局の保存問題に尽力している芝浦工業大学の南一誠さんからお聞きして、頭の中にはかつて山形テレビで伊東忠太の特集番組「妖怪を見た男 -近代建築界の巨人 伊東忠太の世界-」を制作した時の実感が浮かんだ。
テレビ局には新たなことを掘り起こしてくる取材力と、人を説得する映像力がある。まじめにそれを使えば、私のような噺家にはできない大きな効果が生まれる。そして、地方局には、そんな真摯で熱心な方がいるものだと、番組に関わって強く感じたのだった。
しかし、難点もある。地方制作の番組だと、他地域の人が見ることは難しい。伊東忠太のテレビ番組は幸い評判を得て、後に関西や東京でも放映されることになった。そうした波及を待たずして、みんなで番組を鑑賞する機会が6月30日のイベントだ。

見ていないので、これは行かないとと思ったら、同じ時間に「建築雑誌」の編集委員会が入っている。数10mしか離れていない所で・・・。
南一誠さんからのご案内を以下に張りますので、お時間の許す方はぜひ足をお運びください。120分で吉田鉄郎の何たるかと、その現状が早分かりできるはずです。



【趣旨】
5月19日に吉田鉄郎に関する特集番組が富山テレビで放送されました。
東京中央郵便局が現在置かれている状況、設計・建設時に吉田や時代が考えていたことを冷静に取材したドキュメンタリー番組です。
番組のドイツ取材では、吉田鉄郎がヴァスムート社に送った原稿が見つかり、その場面などが放送されています。
この番組を見て、吉田鉄郎の作品について議論するシンポジウムを6月30日に建築学会ホールで開催したいと存じます。
当日は、番組を制作されたディレクターも出席されます。
どうぞご参加ください。

【概要】
建築家、吉田鉄郎が生誕した富山県の富山テレビが、日本各地に現存する吉田の作品を紹介すると同時に、吉田の人物像を浮かび上がらせる特集番組を制作した(5月19日放送予定)。吉田鉄郎は著書JAPANISCHE ARCHITEKTUR「日本の建築」にて、日本建築学会賞(昭和27年度)を紹介しているが、番組では出版社であるドイツ、ヴァスムート社に今春取材した時の新たな発見も紹介される予定である。また吉田鉄郎と親交があった建築家へのインタービューを通して、日本における近代建築のあるべき姿を模索した吉田鉄郎の実像を浮かび上がらせようと試みている。シンポジウムでは富山テレビの特集番組を見た後、「東京中央郵便局を重要文化財にする会」など、吉田建築を愛する専門家や市民団体をパネリストとしてお招きして、吉田鉄郎が目指した日本における近代建築の原点について議論を行う。

共催:建築計画委員会公共施設マネジメント小委員会
   建築歴史・意匠委員会
日時:2008年6月30日(月)18時00分-20時00分
会場:建築会館ホール 
内容 主旨説明:南 一誠(芝浦工業大学)
   講演:吉田鉄郎の建築作品と人(仮題)東亜希子(富山テレビ)
   パネル・ディスカッション:司会:南 一誠(前掲)
                鈴木博之(東京大学)
                東京中央郵便局を重要文化財にする会、他
                東亜希子(前掲)
定員:200名(当日先着順 )
参加費:会 員1,000円 登録メンバー1,200円 会員外1,500円 
    学 生500円(資料代含む)
問合せ:事務局研究事業G 森田 
    TEL 03-3456-2057 E-mail morita@aij.or.jp

【番組について】
2008年5月19日(月)放送(第336話)
『平凡なるもの~建築家 吉田鉄郎物語~』
http://www.bbt.co.jp/bspe/index336.html

南 一誠【芝浦工業大学】


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