2008.04.25
学習院大学でのアーカイブズ学講義

今年から学習院大学で非常勤講師を勤めることになった。
といっても、受け持つのは「記録保存と現代」というオムニバス講座の中で1回だけなのだが、そんな私にも丁寧な「講師歓迎会」の案内が届く。同日の打ち合わせに参加できないこともあって、出席させていただく。
会場は新しくできた大丸東京店12階にあるモダン・デザインの中華料理店「The Tokyo Phoenix」。40~50名の教授・講師陣が集う。文学部史学科の例年のしきたりだという。奥に秘めた教養を感じさせ、一般人とは少し変わった風貌で、がつがつしていない、余裕のある人々による、心穏やかな時間である。
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2008.04.24
大西麻貴さん+百田有希さん&吉阪隆正

明日から27日までは「ぐるぐるつくる大学セミナーハウス」 ワークキャンプの第4回。
26~27日には大西麻貴さん、百田有希さんも参加することになって楽しみだ。
「学生ながら話題の2人だ。大西麻貴氏がメディアに初登場したのは『せんだいデザインリーグ2006卒業設計日本一決定戦』での3位入選。『図書×住宅』という題名通り、チューブ状の図書空間と住宅空間が交錯して、重なった場所が書斎や広場のスケールに変わる。…」
こんな書き出しで記事をまとめた『日経アーキテクチュア』2008年3月17日号(特別増刊号)の「今年の10人」の取材で、1月18日に初めて大西さんと百田さんと対面した。
2008.04.23
民家ハイブリッド
2008.04.22
近作訪問リニューアル「ホワイトロ」

昨年の5月号から『新建築住宅特集』の「近作訪問」と「時評」を担当している。2年目の最初である2008年5月号から「近作訪問」のスタイルが少し変わった。
大きな変化は、訪問対象が今までの「前月号か前々月号」から「過去6か月間」の中の1作に変更になったこと。速報性は薄れたが、その分じっくり選べるし、その間に出た批評とは違うことを書こうと思うから、「近作訪問」の批評性は増すのかもしれない。一方で、文字数は従来の約2,000字から約1,400字に減少している。
2008.04.21
建築浴MAP 006 中村キース・ヘリング美術館(北川原温、2007)
北川原温もキース・ヘリングも、私たちの世代にはなじみ深い名前だ。闇の中を行く導入部から、絵画が漆黒に浮かび上がる展示室へ。最終部の大展示室は屋根も床も大胆にカーブしている。それこそキース・ヘリングの存命時から一貫して、シュールなシーンの実現を追い求めてきた北川原さんの手法が、ここでは内容に適合している。白い箱の中に置くより、ずっとキース・ヘリングが近くに感じられる。はやく訪れて、個人美術館ならではの特権を享受したい。
外に出ると、建物を囲む木塀が浮き上がったように波打っていた。素材を生かした、というより異化したシュールなフォルム。さすが北川原さん! と膝を打ったのだが、あれは意図したものだったのか。それとも…。
*下の写真をクリックするとgoogleマップに飛びます。

外に出ると、建物を囲む木塀が浮き上がったように波打っていた。素材を生かした、というより異化したシュールなフォルム。さすが北川原さん! と膝を打ったのだが、あれは意図したものだったのか。それとも…。
*下の写真をクリックするとgoogleマップに飛びます。



2008.04.20
木下勝茂さんの新事務所開き
2008.04.19
前回の大学セミナーハウス×鈴木恂さん

2007年9月に開催した前回の「ぐるぐるつくる大学セミナーハウス」については、『新建築 住宅特集』の時評欄で、以下のような文章を書いた。
9月の三連休は緑の中でペンキを塗ったり、散策路を築いたりして過ごした。
昨年「ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス」という有志の会を齊藤祐子さん、志岐祐一さん、北田英治さんらとつくり、以来、年2回のワークキャンプを八王子の大学セミナー・ハウスで開いている。