「世界的建築家で文化功労者の黒川紀章氏(72)が21日、東京都知事選(3月22日告示、4月8日投開票)に、立候補する考えを明らかにした。
現職の石原慎太郎都知事(74)が出馬を取りやめない場合に出馬するとしているが、黒川氏は読売新聞の取材に「数十年来の友人である石原知事に、いい終わり方をしてほしい」と述べ、自らの意向表明で、知事に再考を促す狙いがあることを強調した。
黒川氏は公約として、都が進める2016年夏季五輪招致の中止や首都機能の一部移転を積極的に支援することなどを掲げている。無所属で出馬し、当選した場合は任期は1期のみで、無給で務めるとしている。」(YOMIURI ONLINE 最終更新:2月22日0時29分)とのこと。
自身のホームページに都知事選「15の公約」を掲載している。

表参道ヒルズの向かい側にある日本看護協会ビルを設計した黒川紀章氏。
安藤忠雄氏に設計が舞い込んだ表参道ヒルズに対して、100m以上のファサードを一人の建築家に任せるのはいかがなものか?、と疑問を呈していた。
吉阪隆正+U研究室が設計した大学セミナー・ハウス(東京・八王子)を舞台にしたワークキャンプ「ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス」の第2回を来月半ば(3月16〜18日)に開催する(前回記事を参照)。
それにあわせて、大学セミナー・ハウスの成り立ちと面白さを連載で紹介。
文章は基本的に、2005年に刊行された拙著『吉阪隆正とル・コルビュジエ』(王国社)の第3章を一部を改稿したもの。
なお、「建築浴のおすすめ」に書いた吉阪隆正関連の記事は、ここにまとめている。

セミナー・ハウスのスラブ

吉阪隆正+U研究室の代表作であり、最大の作品、八王子の大学セミナー・ハウスを使って、つくって、楽しもうというワークキャンプ「ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス」の第2回を、3月16日(金)〜18日(日)に開催します(1泊でも参加可能)。

大学セミナー・ハウス本館

吉阪隆正って誰? という方から、モダニズム建築の持続的活用に関心のある人、あるいは体を動かしたり、食べるのが好きな御仁まで、間口が広い企画ですので、広範な皆さまのご参加をお待ちしています。

今回の企画も盛りだくさんです。
昨年は大学セミナー・ハウスで開催したDOCOMOMO Japan総会。
2007年は4月14日(土)、山田守が設計を手がけた「和製ブラジリア」東海大学湘南校舎で行なうことになった。

東海大学湘南校舎01
「大阪弁護士会館」は大阪の中心部、堂島川沿いの大阪法務合同庁舎跡地に2006年9月オープンした。
その名前から、立ち入りにくそうな先入観を持ってしまうが、1階のエントランスロビーは出入り自由。法律相談室なども開かれる市民と法曹界との接点である。
観賞ポイントは、何といってもその素材感だ。

大阪弁護士会館01
エクスナレッジの編集者・長島さんにお尻を叩かれながら、
完成に至った『東京建築ガイドマップ』が刷り上がった。
今まではPDFやFAXでやり取りしていただけなので、
実際にどんな質感なのか、サイズはどんな印象なのか、
確認するのははじめてだ。ドキドキ・・・・。

東京建築ガイドマップ表紙画像
写真フォルダをあさっていたら、こんな写真が出てきた。

盆栽生け花

昨年の夏に「妻有アートトリエンナーレ」に行った際のスナップだ。
露天に放置された農作業機械のシートにうまい具合に苔が生えて、生け花のように見える。
こちらは同じくトラクター。もはや、草が乗車してしまっているような…。

草生け花
昨年の後半に、伊東忠太関係で立て続けに原稿を頼まれた。
一つはリニューアルした「INAX REPORT」の巻頭特集「生き続ける建築」で、毎回1人、明治〜昭和の建築家にスポットを当てた総論。
代表的な作品をカメラマンが新たに撮り下ろし、年表やオリジナル図面も大きなサイズで掲載したいという。
資料的価値のある雑誌の企画や単行本の発行が難しい今、願ってもなかなか無い、本格的な「日本近代建築」の企画である。

INAX REPORT
東京・青山にあるワタリウム美術館で「ブルーノ・タウト展」が始まった(5月27日まで)。
タウト展と言うと、僕の世代には、今は無き池袋のセゾン美術館で1994年に開かれた「ブルーノ・タウト 1880-1938」展が思い出される。
今回の展覧会も、監修者は同じマンフレド・シュパイデル氏である。
展示品のほとんどは、前回の展覧会の際に出版された、「文化バブル」の余光を感じる浩瀚なカタログ(こうした基礎資料を作り得たという点で「前川國男展」はやはり一頭地を抜いていた)に掲載されている。
会場の広さだけで言えば、かつての展覧会に遠く及ばない。
では、ワタリウム美術館を訪れる意味は無いのか?
いや、これが大有りなのだ。

タウト展
梅田駅から石橋乗り換えで25分。
阪急箕面線の終点から伸びる坂道を3,4分歩くと、怪しく光るエレベーターが待っている。
100円を支払って(チェックアウト時にキャッシュバックしてくれる)、
「チン!」と鳴った屋上から空中歩廊を渡れば、高度成長期の大規模温泉ホテル遺産「箕面観光ホテル」の入口である。

箕面観光ホテル全景
奇妙な出来事が続くものだ。
先日、初めてお会いした方は、名刺交換を終えると開口一番に、
「ところで、ブログ更新しないんですか?」
久しぶりに再開した旧友は、
「稲門建築会特別功労賞なんて、大家みたいな名前の賞をもらったなっ(笑)」
編集者に本の締切りに追われていて、と話すと、
「2月発売なのに、間に合うんですか?」
みんな、なんで、知っているんだ??