■タイトル
「建築」を越えろ! 西村浩×山崎亮
■日時
2010年2月24日(水) 11:45開場 12:00開始 13:30終了予定
■出演者
西村浩(建築家、株式会社ワークヴィジョンズ代表)
http://www.workvisions.co.jp/wao_content.html
山崎亮(ランドスケープアーキテクト、株式会社studio-L代表)
http://www.studio-l.org/
http://twitter.com/yamazakiryo
司会:倉方俊輔(建築史家、建築系ラジオ共同主宰)
http://kntkyk.blog24.fc2.com/
http://twitter.com/kurakata
■主旨
括弧付きの「建築」を越えましょう! 人工環境のデザインで為すべきことはまだまだあります。それが今ほど求められている時は無いのですから。
では、何を? どこから? どうやって?
今回は、現在の「建築」を熟知した上で、それを越える考えと手立てを秘めたお二人、西村浩さんと山崎亮さんにご登場いただきます。
西村浩さんは住宅から土木スケールの設計までを手がけ、昨年「岩見沢複合駅舎」でグッドデザイン大賞に輝きました。
山崎亮さんは各地でランドスケープデザインやコミュニティデザインに関わりながら、新たな公共とデザインの関係について積極的に発言しています。
お二人の本格的な対話は初めてです。どんな議論が飛び出すか、乞うご期待です。
■場所
品川区東品川1-5-10 丸長倉庫B号室 株式会社ワークヴィジョンズ
(大きな平家の倉庫で、北側に入口があります)
■注意事項
聴講無料、事前申し込みは必要ありませんが、収録の関係上、できるだけ開始時刻前にお越し下さい。場所が分かりづらいので、余裕を持ったご来場をおすすめします。
ご質問などは、倉方のtwitter(http://twitter.com/kurakata)または、本blogコメント欄まで
■主宰
建築系ラジオ
http://radio.tatsumatsuda.com/
http://tenplusone.inax.co.jp/radio/
そろりそろりと、最近関わった書籍や雑誌、それにいただいた書籍の紹介を、twitter記事の編集でアップしよう。
『建築緑化入門』(日経BP社)が届く。この中では「屋上庭園・屋上緑化の100年史」という6000字くらいの文章を書いている。
以前の『手すり大全』(日経BP社)
書籍全体には事例が多く、コラム「心に残る屋上緑化」もあって、読み物としても面白い。
「pen」最新号(11/15)の特集は、「完全保存版 未来に残したい50の傑作 世界デザイン遺産。」
50のうちの1つ、村野藤吾の「日生劇場」について建築史家としてコメントした。
特集は、単に「今これがカッコイイ」というのではなく、静かな継続、肩肘張らない社会性に重きを置いている。その姿勢に共感するのだ。
取材では『建築雑誌』2009年6月号の特集「インテリアを語る」にご寄稿いただいた新川博己さんに、初めてお会いした。

鹿島出版会から新刊本『都市のあこがれ 東京大学槇研究室のその後とこれから』を献本いただいた。
収録されているのは池田靖史さん、本江正茂さん、岡部明子さんら、多彩な槇研出身者の30余のエッセイ。
都市に対する現在の取組みと各自の見解によって、時代の中の「槇研究室」という星雲が浮かび上がる。
関西は不案内なので、カーナビに任せておいたら、京都東ICで降りた。
山科のあたりが渋滞している。目を左右に走らせていると、んっ。

半透明のガラススクリーンが無残にもはぎ取られているが、
あれは北川原温さんのサント産業本社・・・。
北川原温公式ホームページより1991年の完成だから、まだ20年も経っていない。
高松さんと言い、京都のポストモダニズム建築は受難だよね、
というような話を、中山さんの住宅に行ったら、平塚桂さんがいたので、してみた。
以下はその近くにあった建物。
潜水艦の窓のような、機能が形になった「あんたの時代は良かった」(ジュリー)的ミリタリーな仕様が80年代の伸系で、下層階は妙に普通な、やりきれていない所にホッとしたりして。

呼んでくれたのは、准教授の佐藤光彦さん。待ち合わせ場所の駿河台校舎1号のカフェテリアで、実は初対面だった。少し面識のある小嶋一浩さん、最近よく話す中山英之さんと一緒に声をかけていただいて、ありがたい。
たぶん私の枠は「歴史家」ということだろう。それが少しは役に立つものであることを示さねば。やや気負いながら、好きなクリームコロッケがランチのメニューにあったので食べる。
学生時代に講評会なんて選ばれることの無かった(選ばれるつもりも無かったが)私にとって、講評会のゲストに呼ばれるのは、これが2回目だ。
1回目は熊本大学准教授の田中智之さんに誘われてのことだった(過去の関連記事)。田中さんは優秀だった。学年180人の中で20人もいない講評の場に、どの課題でも選ばれていたような記憶がある。
日本大学のスーパージュリーも、なかなかの倍率である。
今回は2年生、3年生が中心で、1課題あたり3人。1学年が300人いるというから、1%の狭き門だ。
それにしたって、まだ建築を始めたばかりの2年生の第1課題なんて、言うべき言葉が出てくるのだろうか?
そんな疑問は杞憂だった。
最初の課題から、小嶋さんと中山さんの建築に対する姿勢を垣間見ることができた。それだけ、学生がウソを付かず、建築にあたっているのだろう。2人の建築家がライブで言葉を紡ぐ様に立ち会えるのは、幸運なことだ。
だが、その後の「住宅」や「図書館」の課題になると、雲行きが怪しくなる。
「住宅」は敷地が500平米超、「図書館」は今の学生にあまり馴染みがないビルディングタイプかもしれない。リアリティの欠如に、分かったような観念が忍び込む。それを体感の延長でカバーするか、ある種の手法の適用でカバーするか、あるいは…、ということは、プロの建築家にとっても分かれ道かもしれない。
小嶋さん、中山さんの言葉も厳しくなる。傍観者を装ってみたが、自分も「条件をよく処理しているが、受け身で・・・建築にこんなことしかできないのだったら、あまり希望があるものに思えない」とか言っていた気がする。
けれど、3年のその後の課題では持ち直した。最後は4年と修士1年の課題が参考的に登場したのだが、それも3者3様に多くを語れるものだった。終わってみれば、初め、中、終わりと、5時間のスーパージュリーは美しい盛り上がりのカーブを見せて、あっという間だった。
設計製図をみている先生方も来られていた。懇親会と2次回でお話できた。日本大学の設計製図への熱意と、講師の層の厚みを実感する。
講評会は楽しい。また呼ばれたいと思う。

10月14日から11月9日まで、松屋銀座7階のデザインギャラリー1953で、五十嵐淳さん、松岡恭子さんの二人展が開かれる。
10月14日の16時からは、向かいのアップルストア銀座で平野敬子さんも交えてのトークショーも。
建築系ラジオでも告知されていました。
38C: みちのくシリーズ「五十嵐淳さん再び」- 建築系ラジオ
http://radio.tatsumatsuda.com/2009/09/38c.html
8月に佐呂間と福岡に立て続けに行ったので、何となく他人事にも思えず。

福岡県の博多で、伝説の住宅がオフィスビルに変身していた。
元ネタは1966年竣工の「起爆空間」。当時U研究室の一員で、後に象設計集団を結成する富田玲子さんが、夫の林泰義さんと共に設計した住宅だ。円い窓が100個開いている。
富田玲子さんの本には、次のように書かれている。
発想の原点は、たまたま見ていた『世界建築全集』に出ていた古代ローマのパン屋のお墓です。立方体の四面に九個の丸い突起物がついていて、二人とも「これだ」って思いました。〈中略〉敷地が東名高速道路の入口にある見晴らしのいい立地だったこともあって、「ウルトラマン」などのテレビ映画に悪の巣窟として登場しましたが、施主の意向で20年前に取り壊されました。
最後にある「ウルトラマン…」ということから、ネット上での言及も多い。
百窓:試みられた起爆空間
http://www.kanshin.com/keyword/232588
このオフィスビルは、円窓が95個(19×5)。
惜しい! 5個はどこかに吹き飛んでしまったようだ。

音羽交差点付近には他にも面白い建物が集まっている。
隣にはなぜかファサードの凹んだビル。
それより迫力なのが、向かいにあるヨドバシカメラの駐車場ビルだ。
「われ関せず」なスケール感がかえって都市的。潔い。


今回で第7回になるワークショップ「ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス」を10月10日(土)〜12日(月・祝)にかけて、東京・八王子の大学セミナー・ハウスで行ないます。
いよいよ道のネットワークが形になってきました。
今回は木島千嘉さん(建築家/O.F.D.A.アソシエイツ)に「孤風院の会」の取り組みをお話していただきます。
途中参加もできますので、事務局までお問い合わせを。
僕は10日が日本大学のスーパージュリーと重なったので、11日から参加します。今年のゲストクリティックは、小嶋一浩さんと中山英之さんと私。建築夜学校2009の第1夜と重なっているな、たまたま(過去の関連記事)。

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ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス
第7回ワークキャンプ
http://guruguru-tukuru.com/
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1965年に開館した大学セミナー・ハウス (現・八王子セミナーハウス)
は吉阪隆正+U研究室の代表作として知られ、DOCOMOMO20選にも
選出されています。しかし、近年、ユニットハウスの大半が取り壊され、
メンテナンスが十分に行われてこなかったなど課題も生まれています。
このワークキャンプでは大学セミナー・ハウスを舞台に、
建築をつくること、つかい続けること、解読することの意味を考えます。
昼は手を動かして建物を整備し、場所に新たな魅力を与えます。
夜はゲストをお招きし、建築をめぐるさまざまな議論を展開します。
人と人、建築と建築、場所と場所を「ぐるぐる」と連ねていくための3日間。
幅広い皆さまのご参加をお待ちしています。
<プログラム>
●ワークキャンプ
10日(土) 13:00 〜 12日(月・祝) 15:00
・第二の広場をつくる
・竹を使い場所をつくる
・メインテナンスワーク
●夜話
10日(土) 20:00〜 「ぐるぐる活動報告」
実行委員によるこれまでの成果や今後の方向性など
11日(日) 20:00〜 「孤風院の会の取り組みについて」
ゲスト:木島千嘉(建築家/O.F.D.A.アソシエイツ)
<参加費>
●2泊3日で参加
・学生 8,000円+食事代
・社会人 9,500円+食事代
●1泊2日で参加
・学生 5,000円+食事代
・社会人 6,500円+食事代
●宿泊なし
・2,000円+食事代
(食事代 朝食:500円、昼食:700円、夕食:1100円)
<場所>
八王子セミナーハウス
(東京都八王子市下柚木1987-1)
京王線北野駅よりバス10分
JR八王子駅よりバス15分
京王バス「野猿峠」停留所下車 徒歩3分
<申込み/問合せ>
ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス実行委員会
事務局:東京都中野区2-25-6パオコムパウンド701
SITE内 担当 田中茂
e-mail : info@guruguru-tukuru.com
tel/fax : 03-3371-2433







